JUDGE EYES 死神の遺言 レビュー

ゲームレビュー

PS4版のJUDGE EYESを久しぶりにクリアしました。難易度はHARDでクリア時間は27時間でサブストーリーをコンプリートまで合計30時間ぐらいプレイしました。

キムタクが如く

龍が如くと同じ舞台で主人公を木村拓哉が演じるのでキムタクが如くと呼ばれたりします。龍が如くと同じマップとシステムですが、探偵要素もあり、シナリオもサスペンスのように進んでいきます。
発売当初はは有名な俳優が起用され、操作できることかが注目されていましたが、いざプレイしてみるとシナリオもよくできていてオリジナルキャラも魅力的で、龍が如くから多くのことが継承されているため遊びやすく、プレイして良かったと思えるゲームでした。

緊張感のあるバトル

バトルは一閃と円舞の2種類のスタイルを切り替えて戦います。基本は一閃で集団戦は円舞でプレイし、壁を使った三角飛びからアクションを繰り出すのが派手でかっこいいです。龍が如くの戦闘を受け継ぎながら、新しい動きを加えたいいアクションだと思いました。
このゲームは主にボスの必殺技や銃撃で致命傷を負い、最大体力が減少する仕様で、治療してくれる医者と回復アイテムを売ってくれる場所まで遠く高額であることから、バトルに緊張感が生まれます。続編のLOST JUDGMENTでは無くなっていたのであまり好評ではなかったのかもしれません。

探偵要素

アクションにも探偵らしいのがたくさんあり、尾行、撮影、鍵開けなどどれもシンプルです。探偵感が出るため最初はどれも面白いのですが、特に尾行は時間がかかり、サブストーリーも含めるとやる回数も多いので飽きてきます。
尾行はゲームのテンポを悪くしている感じがありますが、こういった探偵要素が龍が如くと違いを生み出しているので、初めてプレイしたときは新鮮で楽しめました。

評価

9 / 10

先に進めたくなるシナリオに引き込まれ、主人公も木村拓哉が演じて良かったと思えるぐらい、違和感がありませんでした。龍が如くから流用している部分は多いもの、龍が如くシリーズとは違った魅力があるいいゲームでした。
致命傷や街中で京浜同盟という敵が何度も現れるなどめんどくさい要素もありましたが、続編のLOST JUDGEMENTでは無くなり、バトルも更に面白くなっているので、LOST JUDGEMENTもお勧めします。