CODE VEIN レビュー

ゲームレビュー

PS4のCODE VEINをクリアしました。クリア時間は30時間でトロフィーコンプリートするのは55時間ぐらいです。

ドラマティック探索アクションRPG

ジャンルはドラマティック探索アクションRPGとなっていますが、死にゲーやソウルライクと呼ばれたりする難易度の高めのRPGで、ソウルシリーズとほぼ同じ造りになっています。
やられると、ヘイズという経験値やお金にとして使用できるものをその場に落とし、回収しながら攻略を進めていきます。何度も死にながら少しずつ進めていくゲームかと思いましたが、ソウルシリーズや仁王などより難しくはなく、ストーリーをクリアするだけなら、そこまで苦労はしないと思います。
このゲームの良いところは、単なるソウルライクではなく、吸血鬼を題材にした世界観も設定もよくできていて、登場人物の記憶を人形劇のような演出で見ることができ、物語もよく作りこまれています。

豊富な装備とスキル

戦闘は同行者を連れていけるので、あまりボスも含めて何度も死ぬことはなく、慣れたらクリアまでスムーズに行けるバランスですが同行者を連れて行かないと難易度は大きく上がると思います。
この同行者は戦闘中頼もしく、会話もしてくれるので楽しんで攻略ができます。
育成はブラッドコードというものを装備して錬血というスキルを習得していき、武器や防具も豊富にあります。使いきれないほど数が多いので、周回プレイなどでは武器やスキルを変更したり、別の同行者を連れていくなど、簡単にプレイスタイルが変更できるので飽きずにプレイすることができました。

評価

7 / 10

難易度控えめのソウルライクなゲームだという印象です。ソウルシリーズ、仁王、SEKIROなど挫折したプレイヤーでもこれなら最後までクリアできそうです。簡単すぎて物足りない人は2周目で難易度を上げてプレイするといいかもしれません。
不満点は全体的にマップが単調で似たような景色が続き、迷路のような構造のマップもあり、探索はあまり楽しめませんでした。こういったゲームはマップのデザインやギミック、敵の配置などで面白さが変わってくる気がします。
クリア後は続編が出たら購入したいと思えるぐらい満足感は高く、もっといいゲームになりそうな感じがする作品でした。