難易度にあたるワールドティアはベテランでクラスはソーサラーでプレイしました。
クリア時間はサブクエストなどをある程度こなしながらで40時間ほどです。
オンライン専用ということで最初のアカウント登録が面倒だったり、発売直後はやや不安定で切断されることありましたが、いつものディアブロと変わらない面白さです。
ダークなハクスラRPG
ディアブロシリーズの最新作で、ジャンルはアクションRPGです。11年ぶりのナンバリングということでシリーズ最高のグラフィックでオープンワールド化しました。またオンライン専用になったものの、プレイした感触は前作のディアブロ3から大きく変わるものではありません。
ストーリーはカットシーンが多めで、残虐性もあるダークな世界観は人を選びそうです。シリーズもので海外産ということもありますが、ストーリー自体はあまり分かりやすくはありませんでした。人物名鑑や簡単なあらすじなどもゲーム内から見れず、なんとなく雰囲気しか掴めないこともありました。
それでも操作性のいいハクスラということもあり、装備品を収集しキャラを強化していく楽しさは変わらず、気がつくと何時間もプレイしてしまう中毒性は健在でした。
とてつもないボリュームのオープンワールド
今作はオープンワールドということで、広大なフィールドでプレイすることになります。各地域には多数のクエスト、ダンジョン、収集物などがあり、どこに行き何をするかは自由です。メインのストーリー以外でも、かなりのボリュームがあるので、すべてやり尽くすには膨大な時間が必要です。
フィールドは見える範囲を全て移動できるわけではなく、ダンジョンに入るときにはロードを挟むのでそこまでオープンワールドらしい開放感は感じませんでした。また移動スピードもあまり速くなく、乗り物になる馬の入手も終盤なので、フィールド移動に関してはあまり快適ではありません。
また散策中にはオンラインで出会ったプレイヤーと共闘したり、クランを作成することもできます。オンラインならではの遊び方ができますが、完全にソロプレイでも特に問題なく楽しめました。
ディアブロらしいシンプルな戦闘
戦闘は見下ろし視点で、あらかじめスキルをセットしたボタンを押すシンプルなもので、難しいボス戦もありますが、状況によって回避アクションや回復しておけば、ほとんど攻略できる分かりやすいものです。
見た目も地味でなんとなくボタン連打しているだけでも戦えるので、典型的な単調で飽きるタイプのゲームかと思いきや、気がつくと何時間もプレイしていました。大量に押し寄せてくる敵を撃破するのは爽快感もあり、レベルが上がるのも早く、スキルも装備品も次々に更新されていくからだと思います。
成長要素はスキルツリー型で最初に選んだクラスだけでも、どれを取得するか迷うほど豊富なスキルがあります。戦闘にマンネリを感じてきても、気軽にスキルポイントの振り直しができるのでビルドを変更して、戦闘スタイルを変えながらプレイできるのがこのゲームの良いところです。
評価
7 / 10
メインストーリーを追うだけでもかなりの長旅で、寄り道やエンドコンテンツも含めると凄まじいボリュームがあります。さらに装備品の厳選やサブキャラの作成などもやり出すと、MMOのように終わりが見えない延々と遊べます。
しかし前作のディアブロ3からそれほどゲーム性が進化したとは感じず、一度クリアしたらもうお腹いっぱいでした。飽きないように工夫されていますが、一通りスキルを覚えて使いおわるとやや戦闘が作業的になります。RPGにおいてキャラの育成が好きな人向けの作品だと思いました。