PS4のスカーレットネクサスをプレイしました。難易度はノーマルでユイト編が24時間、カサネ編は20時間ぐらいかけてクリアしました。トロフィーコンプリートするまでには、51時間ぐらいです。
ブレインパンクアクションRPG
超能力を使用したアクションが特徴のRPGで、グラフィックもキャラクターデザインもよく、新規タイトルながら完成度は高いと思いました。
ゲームの流れはフェイズという章立てで、フェイズの合間にクエストやミッション、仲間との交流する自由行動の時間が設けられており、やれることは多く全体的なボリュームは満足です。
ストーリーは登場人物が多く、ゲーム内の専門用語も多数出てくるので、メニューのブレインメッセージで解説が入るもののやや分かりにくく感じました。メインのストーリーとキャラのカットシーンにかなりの時間を割いているので、ストーリーとキャラがどれだけ気に入るかでこのゲームの評価は変わりそうです。
2人の主人公の物語
二人の主人公が採用されており、異なった視点からプレイすることができ、アクションもストーリーも一部違うので、2周目は1周目で選択した主人公とは別の主人公でレベルやアイテムなども引き継いで開始することもできるので、周回プレイも新鮮な感覚でプレイすることができます。
しかし主人公を二人にしたことで、全体的なストーリーがやや分かりにくくなったことと、後半の展開と、仲間とのエピソードは1周目とほぼ同じである為、2周目の途中から徐々に飽きが回ってきました。2周目も楽しめる仕様になっているのはいい試みだと思いましたが、このゲームは1周するだけで、ボリュームはそれなりに満足できるので、章ごとに主人公切り替え方式にするか、後半二人の主人公が合流した後は自由に操作できる主人公を切り替えれるなど、1周で完結できるような仕様でも良かったかもしれません。
爽快感のある超能力バトル
近くにあるオブジェクトを使って攻撃する主人公と、その他仲間の超能力も使用することができ、これらを相手や状況によって上手く使い分けていく必要があります。
物語を進めるごとにやれることが増えていき、覚えることも使用するボタンも多いですが、全て使いこなせるようになる必要はなく、ある程度慣れてくるとかっこいいアクションで戦え爽快感もあります。
気になるのは戦闘中に使用できるアイテムの種類が多く、状況に応じて使用するのが難しめで、体力や超能力のゲージにも気を使わなければならないので、画面全体の情報量が多くなかなか慣れませんでした。
評価
7 / 10
念力を使った戦闘にオリジナリティがあり、ボリュームも主人公が二人ということを考えると悪くなく、よくできたRPGです。
個性的な仲間キャラが多く、交流することもできますが、親密度を上げるのが面倒で冗長なイベントシーンは好みが分かれるところだと思いました。